QRコードに関するアンケート

【テーマ】 QRコードに関するアンケート
【実施日】

2009年8月

【対象者】

合計 74名 (男性 34名 : 女性 40名)

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[内訳]   男性 29歳以下    10名

       男性 30~39歳    10名

       男性 40~49歳     7名

       男性 50歳以上     7名

       女性 29歳以下    13名

       女性 30~39歳     6名

       女性 40~49歳     8名

       女性 50歳以上    13名


美容院でふっと鏡の隅を見てみると、

「当店のクーポン情報はコチラから」というQRコードが描かれたチラシが貼り付けてありました。
他にも、何気なくレシートを見てみるとQRコードが入っていたり。


そんな日常生活から気になったこと。
どれだけの人がQRコードを読み取っているのか、

QRコードとURLではどちらからのアクセスが多いのかなどアンケートを実施することにしました。


その前にURLとQRコードについてです。


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【URL(uniform resource locator)とは】
httpなどから始まる英数字、一部記号で表記したインターネット上の情報場所を表すもの。
情報の種類、情報を提供するウェブサーバーの識別名、ファイルの所在を指定するパス名などで構成されている。


【QRコード(Quick Response Code)とは】
文字や数字などのデータを記録した2次元コードのことで携帯電話から情報を読み取ることの出来るコード。

●デザインQRコードとは
上記と同じコードでフルカラーで作成されていたり、画像が埋め込まれていたりするもの。



 QRコードを読み取ったことがありますか?

 

 


以前社内で実施したアンケートで携帯販促を利用する人が、50%以下という結果がありました。
それを受け、個人的にはQRコードを読み取ったことがある人もきっと少ないのであろうと予測していました。
しかし、約70%以上の人がQRコードを読み取ったことがあるということでちょっぴり驚きました。


そこで、読み取ったことのある人に今までどのくらい読み取ったことがあるのか聞いてみました。


すると5回~10回という人が31.4%で一番多く、次いで2回~4回という人が25.5%。
11回~20回という人が15.7%という結果になりました。


QRコードを読み取ったことがある人は多いですが、ひとりの人が読み取った回数はさほど多くはありませんでした。


自分の興味のあるものとQRコードが一致していないため、読み取る機会が少ないことが原因のひとつにあるようです。
もちろん、1回のみの人や51回以上の人もいました。


では、QRコードを読み取ろうと思う理由は何か聞いてみました。
すると以下のような結果になりました。



上位3つは定番的な項目のように感じます。
男性と女性の違いとしては、男性は「試しに読み取ってみただけ」が
4番目の理由として多いのに対し、女性は「趣味娯楽」でした。
男性の方が新しいものに対してとりあえずやってみようと思う人が多いように感じる結果となりました。


続いて、どこに掲示されているQRコードを読み取ることが多いのか聞いてみました。



全体としては「チラシ、配布物から」読み取る人が多いことが分かりました。
男女の特徴としては男性が「本 ・ 雑誌から」が多いのに対し、
女性は「チラシ、配布物から」がQRコードを読み取る人が多いと言うことです。


一方、読み取ったことがない人にその理由と今後読み取ってみたいか聞いてみました。
読み取ったことのない理由として一番多かったのが、「機会・興味がない」でした。
他には「持っている携帯電話が対応していない」や「操作方法が分からない」、
「性能面で嫌気がさした」、「見たいサイトにアクセスされるのか不安」などの意見がありました。


そして今後QRコードを読み取ってみたいか聞いてみたところ、「はい」が52.2%、「いいえ」が47.8%という結果でした。
以上より、QRコードはサイトへのアクセス手段です。
ですから、興味の持てるサイトが作られていくことでアクセスしようと思う人が増え、
その手段として読み取る人が増えるように思います。


では、QRコードを実際読み取ったことがある人に「使いやすい」か「使いにくい」か聞いてみました。


 どちらかと言うと、「使いやすい」それとも「使いにくい」?

 


圧倒的に「使いやすい」という人が多い結果となりました。
使いやすい理由は、「手間が掛からないから」に尽きます。
また使いにくい理由は、「バーコードリーダーの立ち上げが面倒」や「読み取りに時間がかかる」、

「焦点をあわせるのが大変」などが挙がりました。

人によって感じ方が異なるようです。


では、QRコードとURLの2つが記載されていたらどちらでアクセスするのか聞いてみました。


 QRコードの読み取りとURLの直接入力。2つ表記されていたらどちらでサイトにアクセスしますか?

 


大多数の人がQRコードを読み取ってアクセスするようです。
しかし、QRコード非対応の携帯電話やURLを直接入力してアクセスする人も少なからずいるので、

記載する際は2つとも表記するほうがよいでしょう。


中には、QRコードの読み取りができる携帯を持っていながらURLを直接入力する面白い理由を答えた人がいました。
それは、直接入力して正しくアクセスできた時に達成感が得られるためだからとか。
小さな喜びは必要ですね。


最後に、通常の白黒で描かれたQRコードと柄やイラストが描かれたカラフルなデザインQRコード。
果たしてどちらがアクセス効果があるのか、聞いてみました。


 [1]と[2]、読み取るならどっち? どちらも同じ情報です。
(注)下の2つのQRコードはクローズされたページにアクセスされます。

 

         

 [1] QRコード           [2] デザインQRコード
              


QRコードを実際に読み取ったことがある人とない人で比較してみました。


【読み取ったことがある人】    【読み取ったことがない人】
      


読み取ったことがある人はほぼ半数の人が[2]を読み取る人が多いのに対し、
読み取ったことがない人は[2]を読み取る人が70%にも及びました。


読み取ったことのない人が[1]を選んだ理由は「シンプルだから」ということで、
[2]は「かわいいから」といった視覚面の理由ばかりでした。
しかし、読み取ったことがある人の理由は、性能面に着目した人が多くみられました。
やはり[2]では読み取りにくいということで読み取るなら[1]の方がよいという意見でした。


読み取ったことがある人の中では男性と女性に差がありました。
男性は[1]を選ぶ傾向にあり、女性は[2]を選ぶ傾向にありました。
男性の理由は、デザイン面より確実に読み込めるほうがよいということで
女性の理由は、「かわいい、目立つ」といった視覚面を答えていました。


まだまだ、デザインQRコードは読み取りにくいというイメージがあります。
[1]を読み取る理由に、コード内に描かれた画像が気になるといった人や興味があるといった人がいました。
読み取りにくさを改善するだけで、デザインQRコードを読み取る人が増えるように思います。



結論。
URLを直接入力するよりもQRコードを読み取ってアクセスする方がよいという傾向にあります。
チラシや配布物にはURLだけでなく、QRコードも記載しておくことでアクセス数を伸ばす効果があります。


さらに、QRコードはサイトのトップ画面ではななく、必要なページにアクセスされる方が望ましいと言えます。
アンケート内では、トップ画面にアクセスされ必要としているページを探すのに手間が掛かるという意見もありました。


ちょっとした工夫や気遣いがアクセス数向上の効果につながるように思います。



2009/09/08 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター