Happy Halloween!

朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋が深まってきました。
暖かいものが恋しくなる季節がやってきます。
昨年湯たんぽに目覚めてから、なんだか冬が待ち遠しくなりました。
20分充電で10時間も温かい、エコな湯たんぽも出るそうでして、興味津々です。


そんなことを考えていたら、たまには季節にちなんだ話題をご紹介してみたくなりました。


というわけで、ハロウィンを取り上げてみます。



10月になると、いろいろなお店がハロウィンカラーになります。
雑貨屋もレストランも花屋も、オレンジと黒に染まります。
とぼけたかぼちゃやコウモリを見ると、なんとなく浮き足立ってしまいます。


そんなハロウィン、今はアメリカ中心のイベントですがヨーロッパ発祥の、由緒あるお祭りが起源です。


ハロウィンは、カトリックの万聖節の前夜、10月31日に行われるお祭りです。
万聖節”All Hallows”のeve(前夜祭)であることから、Halloweenと呼ばれるようになりました。


2000年以上前のケルトが発祥です。


(参考:Wikipediaより、ケルト人が住んでいた地域。
白地図は【世界地図|SEKAICHIZU(http://www.sekaichizu.jp/)】のものを利用させて頂きました。)


ケルト人の1年の終わりは10月31日で、この日には死者の霊が家を訪ねたり、精霊や悪霊が出ると言われていました。
その年に亡くなった人が戻ってくる、という説もあります。
日本で言うところのお盆に似ていますね。
まさしく盆と正月がいっぺんにくる状態です。目が回りそうです。


ハロウィンの夜は、やってくる悪霊を遠ざけるために、子供達に変装させて家の周りを歩かせました。
仮装した子供達が近所の人を脅かせお菓子をもらうようになったのは、これが由来です。
だから、子供達の掛け声は「Trick or treat!」、何かくれないといたずらするぞ!なのです。
また、玄関にを置きます。
ジャック・オ・ランタンの中に灯した火を嫌って、悪霊が近づかないからだといわれています。


ただ、物騒な地域もあるので、以前に比べてこの「Trick or treat!」は減りつつあるようです。
そのかわりに、最近の子どもたちにとってのハロウィンは、夜更かしをしてテレビで
ホラー映画を見る日になっています。
日本の怪談は夏ですが、アメリカでは秋になります。興味深いですね。



ハロウィン → ThanksGivingDay → クリスマスとイベントが続くためいろいろな業界が活気付きます。
最たるものは観光業界です。イベントとかパレードとかたくさんありますし、納得です。


その後も、お正月にバレンタイン、イースターと待っています。
毎月何か行事があることになりますね。提供する側もされる側も大変です。


ハロウィンで大きく売り上げが見込めるのは、これらです。


 ・Trick Or Treatのお菓子「GoodyBag」

 ・コスプレ衣装

 ・ディスプレイ関係


まずはお菓子からです。
Trick Or Treatにやってくる子どもたちのためのお菓子は、必須です。
手作りお菓子は安全面から渡すことができません。
そのため、ハロウィン前にはチョコやキャンディーが飛ぶように売れていくそうです。


ただ、残念ながら子どもたちが集めたお菓子は、健康や虫歯を心配する親たちによって
ほとんど廃棄されます。もったいないですね。


次に、子どもたちのメインイベントである仮装です。
コスプレしたまま学校に行きます。授業も受けます。


女の子だと 適度にセクシーで、あまりだらしなく見えないものが人気だそうです。
男の子だと映画のヒーローが人気なようです。
わが子をステキにみせるため、親御さんも奔走します。


衣装も決して安くはないでしょう。
もし個性的なものを求め、手作りを希望する場合は、親が頑張ることになります。
ハンドメイドが嫌でなければいいですが、そうでなかったら大変です。


古いシーツでも切ってぐるぐる巻きにして、
ミイラで行くように言って聞いてくれればいいですが、どうでしょうね・・。
内々の事情ですが、会社でこの辺調べづらいので、
コスチュームについてはこれくらいでお茶を濁させていただきたく存じます。
(後ろからの視線が痛いんです・・)


ディスプレイにもこだわります。
ハロウィンの時は、普通の家でもかなり派手に飾ります。不気味なクリスマスです。
本当に悪霊よけみたいで、まるでお化け屋敷のようになります。
日本のお盆はきゅうりやナスの馬が登場しますが、
ハロウィンでは死者そのものを飾っちゃってるような、そんな気がします。


参考までに、昨年のハロウィンのための支出をご紹介します。



 ・かぼちゃをはじめとした屋内外デコレーション 14億ドル

 ・グリーティングカード 3億1000万ドル

 ・衣装 18億ドル


確かに放っておきたくないです。

こういったいかにもハロウィン的なもの以外にも、様々な販促や集客を実施しています。


例えば、タコベル(メキシカンなレストラン)とMuzakとがタイアップをし
タコベル全店にハロウィンっぽい音楽を流すサービスを実施しています。


ハロウィンにちなんで、オレンジのお酒を出すお店もあります。
ごてごてと飾り立てたくない、とか、あまりお菓子を無駄にしたくない、となると
カボチャやコウモリ、お化けの形をしたパスタ料理をいただく、という選択肢もあります。


思い思いの楽しみ方があるのが伺え、ほほえましい限りです。


ところで、今年のハロウィンは日本人でしたら是非注目していただきたいものがあります。


意外なものが意外なところに登場しています。
なんと、NHKのどーもくんがTargetの店内いたるところにいるのです。


どーもくんといえば、NHK-BS放送10周年記念キャラクターです。
茶色で四角で歯が鋭くて、とぼけた顔した、あれです。
それが着ぐるみになってみたり、空を飛んでみたりかぼちゃとまぎれてみたり、とてもにぎやかです。


NHKさんそんなことやってたんですか!と驚きました。


どーもくんは、アメリカでかなり人気のようです。
実際には今年3月末までに、101の国と地域に提供(もちろん有償)されているそうで
アメリカでテレビ放送やキャラクター販売されてもなんら不思議はありません。


最初はアニメチャンネルで放送されていただけだったようですが
そのとぼけた風貌が一部で話題になり、おもしろいニュースを扱うような
ネットの掲示板サイトから口コミが広がっていきました。
個人で設営されているファンサイトや、フラッシュ動画などにも登場し
瞬く間に人気者となっていったそうです。


シンデレラストーリーに見えなくもないです。
そしてこのワールドワイドな仕事ぶり、尊敬します。



ジャック・オ・ランタンやハロウィンの仮装は、私はまあまあかわいいと思うのですが
人を選ぶかわいらしさだと常々思っていました。
「誰が見てもかわいい」というものでないのは、悪霊よけであることを知り納得しました。


お祭りは、何かをまつるものです。
歴史もたしなむ程度に知った上で、楽しんでいただけたらと思います。


そして皆さんに、ステキな魔法がかかることを願います。



2008/10/15 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター