復活祭(イースター)


復活祭。 イエス-キリストの復活を記念する祝日です。


日本では、「復活祭」と言われてもピンとこないかも知れませんが、教会暦の中ではクリスマスに次いで重要とされる祝日のひとつ。
その祝日は「春分を過ぎた最初の満月後で、次の日曜日」となります。
いわゆる年によって祝日の日付が変わる移動祝日です。
クリスマスに次いで重要とされる祝日にもかかわらず、クリスマスだけ存在する日本が不思議でなりません。


復活祭は、各国、地域によって由来や行事、祝日になる日などさまざまです。
上でご紹介しました祝日も、教会によって異なるそうです。
ローマカトリック・プロテスタント・イギリス国教会といった西方教会と、ギリシア正教といった東方教会では祝日の日付けが異なるのです。
これは暦が違う事が原因で、前者はグレゴリオ暦、後者はユリウス暦で計算しているためだそうです。


そこで、2008年は西方教会で3月23日、東方教会で4月27日が祝日となっています。
ちなみに2009年は西方教会で4月12日、東方教会で4月19日が祝日となっています。
このように各教会で毎年祝日が変わるのです。


また、多くの国ではGood Friday:キリスト磔の日(金曜日)、Holy Saturday(土曜日)、Easter Sunday:キリスト復活日(日曜日)、

Easter Monday(月曜日)と4日間にかけて祝われるため、イースター連休があります。
ですからクリスマスが終わった年明けからは、この大型連休に向けて各国、地域でいろいろな販促をしています。
この大型連休を利用した観光関係の販促はもちろんのこと、復活祭独特の商品が店頭に顔を出します。


 


と言うことで、今回はこの復活祭独特の商品をご紹介したいと思います。


復活祭の特徴として、「肉、乳製品、たまごなどが解禁になる」ことが挙げられます。
そのため、たまご、バター、乳などをふんだんに使った菓子パンやケーキなどが作られるようになりました。
最近ではこれを利用し、お菓子類の販促が多く行われるようになりました。


復活祭と言うと、たまごやうさぎのお菓子を目にしませんか。

それぞれ「イースター・エッグ」、「イースター・バニー」と呼ばれています。

これらについて少し触れてみたいと思います。


 イースター・エッグ


殻に鮮やかな彩色を施したり、美しい包装をしたゆでたまごのこと。
上にある画像の右側と左側が、このイースター・エッグです。
これには各地域によって下記のようなさまざまな由来があります。


 ・ヒナが卵から生まれることをイエスが墓から出て復活したことと結びつける

 ・冬が終わり草木に再び生命が甦る喜びを表している

 ・英語圏やドイツでは、イースター・エッグを

 ・イースター・バニーが運んでくる(または産む)

 ・フランスやイタリアでは、イースター・エッグを教会の鐘が運んでくる


そしてこのイースター・エッグを庭や室内のあちこちに隠し、子供たちに探させる遊びが多く国で行われています。


 イースター・バニー


主に英語圏やドイツで、復活祭のシンボルとされているウサギです。


これには、下記のような由来があります。


 ・ウサギは多産のため生命の象徴とされている

 ・跳ね回る様子が生命の躍動を表している


また、上記の遊びとのかかわりで野ウサギがちょうどイースター・エッグの場所を通りかかりました。
その光景を見て、「ウサギがたまごを配っている」と勘違いをしてしまったことで
イースター・バニーが生まれたという話も存在するようです。


このことから、イースターエッグとイースター・バニーをあらわす、
たまごやうさぎをかたどったお菓子を販売する販促が多く見られるのです。
ですから、年明け頃からは、スーパーマーケットのお菓子コーナーに、
たまごやうさぎをモチーフにしたお菓子がズラッと並べられます。


海外ではクリスマス、バレンタインデーに続く三大イベントのようなもので、お菓子類の需要があがります。
各製菓会社では普段売られているお菓子を、イースター用に特別なたまごバージョンにしているそうです。
そのためたまご型チョコレートの売り上げは年々伸びています。


中でも、イギリスのチョコレート消費量は世界一です。
国民1人当たりではなく国としての消費量がトップなのです。


イギリスの子どもは平均でたまご型チョコレートを、大きなものだけ数えても1人6~10個ももらうとのこと。
それだけ、イースター販促は効果的なのでしょう。



日本ではほとんど馴染みのない復活祭ですが、
控えめにイースター・エッグをディスプレイしているところがありました。
海外のイースター・エッグ売り場ほどではありませんが、
何気なく飾ってあるイースター・エッグはかわいらしいですね。


今後、日本でも復活祭販促に力を入れる日が訪れるかもしれません。
その時には、クリスマスやバレンタインデーに並ぶお菓子の消費が見込まれそうです。



2008/04/16 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター