今後需要がありそうな企画

3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の後、

買いだめによる売切れ品切れの続出、

製造ラインの停止や物流が滞り商品の入荷が見込めないことによる在庫不足など

小売関連や製造関連、物流関連などでさまざまなことが起こりました。


その影響は、折り込みチラシや弊社で取り扱っているポップにも見られました。

一例を挙げるとポップなどでよく見られる「広告の品」という見出しが、

商品供給不足によりグッと減ったことがあります。


震災から1ヶ月が経ち、今ではチラシやポップも通常通りになってきました。

それと同時に、新たな企画やポップタイトルも見られるようになりました。


そこで、今回は今後需要のありそうな企画について触れたいと思います。



 復興支援に関する企画


  


4月に入ってから復興支援に関する企画やその販促物を見かけるようになりました。

店頭に置いてある募金箱に消費者自身が募金をするという方法だけでなく、

売上げの一部を義援金にまわすという方法やポイントを利用した方法など

さまざまな支援企画が各企業で実施されています。

そして企画のための販促物も多く見られるようになりました。


普段私たちが行っている消費行動の一部に支援が含まれていることで、

消費者も無理なく気兼ねなく取り組みやすいように思います。

また、企業にとっては社会貢献だけでなく、

消費を促し収益をあげることにつながるメリットがあります。


消費者にとっても、企業にとっても、そしてなにより被災地のためにも

微力ながらも実施できる支援企画。

今後も復興支援に関する企画はさまざまな方法で取り組まれるように思います。


 夏の節電に関する企画


 


3月14日に「計画停電」実施が宣言されてから、節電が叫ばれるようになりました。

それ以降、看板・外灯・店内の一部照明や使われていない電化製品の電源を切るなど

可能な限り節電対策を講じて営業している店舗が目立ちました。


各企業の取り組みの効果もあり、現在計画停電は行われていません。

しかし、電力需要が高まる夏には再び実施されると言われています。


そういったこともあり、今、節電対策につながる省エネ家電が注目を浴びています。

家電製品ともなると高額なものも多く、すぐに購入できるものばかりではありません。

そこで、身近な節電対策につながる商品に着目する企業が増えています。


   

 

その先駆けとして、節電しながら暑さを防ぐための商品専用売り場の設置があります。

早くも西日本の小売店で展開されている様子が新聞で取り上げられていました。

電力を使わない水を含ませて首などに巻くタオルや霧吹きと一体となったミニ扇風機など

暑さ対策のグッズが売り場の対象商品になっています。


他にも、制汗スプレーや汗ふきシート、通気性の高い布団など、

暑さ対策関連商品を取り扱うメーカーに注文や問い合わせが急増しているとか。

節電しながら涼をとることのできる商品に注目が集まっています。


さらに今年の夏は廉価な扇風機にも需要があるのではないかという見方もあります。

それは、夏の電力消費はエアコンが大きな比重を占め、

エアコンと扇風機の併用だけでも電力を抑えることができるからです。

今年の夏だけという一時しのぎの購入が考えられ、

高機能品よりも廉価版に需要があるのではないかと予想されています。


今年の夏は「節電=暑さ対策」と考えられ、

暑さ対策や省エネ、節電グッズの消費が活発になりそうです。



最後に、震災後多くの人が小さなことでも協力したいという意思を示しています。


ひとりひとりの力も大切なことですが、

企業でアイデアをふり絞って消費行動の一部に組み込んだり、

節電につながる身近なものを告知したりするのも効果的です。


今年の夏は企画と訴求で消費が活発になり、微力ながらも復興につながるように思います。



2011/04/21 作成


システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター