ヤギレンタルビジネスでエコ活動


6月5日は、「環境の日」です。
環境保全に対する関心を高め行動する日のことです。
環境の日は、世界環境デー(World Environment Day)とも言われ、
日本だけでなく国際的にも記念日になっています。


そもそも日本で環境の日ができた由来は、
1972年6月5日からストックホルムで開催された国連人間環境会議。
翌年から6月5日を初日とした1週間が「環境週間」とされていました。
ここ数年、環境問題が重要視されるようになり、平成3年度から6月の1ヶ月間を
「環境月間」とし、全国で様々な行事やイベントが展開されるようになりました。
環境問題の重要性が認識された結果だと言えます。


環境の日が正式に定められたのは、平成5年。
国連人間環境会議を記念して、環境基本法により環境の日が定められました。


この環境基本法では環境の日の趣旨を、
企業や国民一人ひとりが環境保全について関心と理解を深め、
積極的に環境保全につながる活動を行うことを目指すとしています。


そういったこともあり、毎年6月には全国で様々な取り組みが実施されています。
そこで、今回はユーモアのあるエコビジネスをご紹介します。



  ヤギレンタルビジネスでエコ活動


まだ、食べるのかと思うほど
雑草をもりもりと食べる姿が印象的なヤギ。
その食欲をエコに行かそうとする取り組みが全国各地で広がっています。


その一例として、北九州市にあるミクニ建設が今年の春から展開した、
除草用のヤギレンタルビジネスについてご紹介します。


きっかけは、「ヤギで草刈りしたら面白いんじゃないか」。
という、仕事仲間との雑談から。
ヤギは傾斜地を好む習性があり、様々な草を旺盛に食べる特長があります。
そこで、ミクニ建設はこれを有効活用したビジネスの可能性を研究したのです。


そして、昨年5月に実験を行いました。
まず、ヤギ5頭を購入し野球場のネット裏にワイヤでつないでおきました。
すると、5頭は1週間で500平方メートルの雑草を食べ尽くしてしまいました。
また、これだけの量を食べると、ふんや尿のにおいが懸念されますが、
気にならなかったそうです。


「これはいける」。
ミクニ建設の社長は確信したそうです。
それは、草刈機に比べれば除草の速度は断然遅いのですが、
刈り取った草の処分の必要はなく、ふんは肥料になり、そして傾斜地など人の手で
除草するには困難な場所もたやすく除草できるというメリットの方が多くあるからです。


今後は、1頭を月1万5000円で貸し出す予定でいるとか。
社長は「ヤギを使った除草を定着させ、北九州の名物に」と意気込んでいました。


以上の例は、一例でしかありませんが
動物を使ってのエコ活動が全国各地で実施されているようです。


除草用にヤギを貸し出すという話題作りと積極的にエコ活動に取り組んでいる企業という
イメージアップが相乗し、注目されるビジネスとして取り上げられたように思います。



最後になりますが、6月は環境月間です。


まずは、イベントや展示会に参加するなど、少しでも環境問題に関心を持つことが大切だと思います。
そして、マイ箸やマイバッグを使用するなど、身近でできることから実施することをおすすめします。


最近ではエコ活動を行う企業が圧倒的に増えています。
最初の頃は、何と言っても企業アピールにつながるというところがあったかのように思います。
しかし、酸性雨や地球温暖化など環境問題が深刻になっている今、
企業アピールという面だけではなく、私たちが生きていく上で取り組まなければならない
最重要課題になっているという意識を持つ企業が増えているようにも感じます。


これからは、企業だけでなく私たち一人ひとりも努力していかなければならないように思います。
来月の環境月間をきっかけに、何かひとつでも行動を起こしたいですね。



2010/05/18 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター