逆さまにしてプロモーション

プロモーション活動はどの店舗でも行っていると思います。
例えばイベントや企画毎に、キャンペーンを実施してみたり、
販促物を展示してみたり、店外にのぼりを掲げてみたり。
店舗毎に思考を巡らしていることかと思います。


そんな中、カナダ・バンクーバーのロブソン通りにあるGAPでは、
店舗を逆さまにしてしまうプロモーション活動が展開されました。
そこで、今回はこの大胆でユニークのあるプロモーション活動をご紹介します。



 GAP


まずは、GAPについてご紹介したいと思います。


GAPは日本国内に121店舗(2009年11月現在)ある、
世界最大級のカジュアルファッションブランドです。
デニムを中心に、ファッション雑貨などを取り扱っています。


そもそもGAPは、1969年にアメリカ・サンフランシスコに創立されました。
「目的のデニムが買いにくく、簡単なサイズ変更さえもままならない。」
そんな経験から、創業者のドン・フィッシャーは、
様々なスタイルとサイズが揃い、お客様にとって分かりやすく
簡単にショッピングが楽しめるデニム専門店を創業したのです。


そのシンプルでユーザーフレンドリーなブランド姿勢は、すぐに支持を獲得しました。
以降、アメリカ東海岸にも進出し、
創業から10年後には、全米400店舗を構えるまでになりました。


そして1987年にはイギリス・ロンドンに初の海外進出を行い、
続いてカナダ、フランスにも進出して行きました。
日本には、1995年にやってきました。
東京・銀座(数奇屋橋阪急)が日本の1号店です。
こうして、現在世界に2000店舗以上を構えるまでの規模になったのです。


また、販促活動にも力を入れていました。
1974年からテレビやラジオ、印刷媒体にて本格的な展開を行いました。
他にも、同年には初キャンペーンも展開しました。
その後は、定期的にキャンペーンや販促活動を実施したのです。


こうして規模の拡大と同時に、先鋭的な販促活動やユニークな店づくりなど
独自のブランド戦略を打ち出してきました。
その結果、多方面から注目を集める存在としても認知されるようになったのです。


このGAPが、2009年11月、度肝を抜くような戦略を打ち出したのです。
それが、店舗を逆さまにしてしまう大胆かつユニークなプロモーション活動です。
下記がそのプロモーションの様子です。


まずは、その異様な光景が遠くからでも一目で分かる店外です。
車や自転車、ハンバーガーショップのワゴンまでもが、逆さまになっています。
これを見たら、近くに行って見たくなるように思います。
抜群の集客効果が期待できます。


 
(http://creativecriminals.com/outdoor/gap-upside-down/[英文]より)


そして、そのまま店舗に目を向けて見ると、
店頭の看板や左側のマネキンとポスターも逆さまになっています。
これを見たら、店内が気になります。



店内では、洋服のディスプレイやマネキンが逆さまになっています。
もちろん、集客効果を狙ったプロモーションですから、
消費者が購入するための商品やお会計場所などは逆さになっていません。


   


さらに、このプロモーション限定のショップ袋まで用意したそうです。
限定の為、紙袋欲しさに消費意欲も高まりそうです。



この徹底ぶりはすばらしいように思います。
さらにすごいのは、これだけの大掛かりな仕掛けを、
業務に支障が出ないように、一晩で実行してしまったことです。


この大胆でユニークなプロモーション活動の徹底ぶりが人目を引き、
集客力アップや売上増加につながったように思います。



最後に、GAPは創立以来、先鋭なプロモーション活動を実施してきました。
今回のプロモーション活動も、その発想力と徹底ぶりには驚かされました。


この柔軟な発想。 そして、できそうにないことも実現してしまう意志。
見習いたいと思いました。



2010/04/13 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター