鮮度の見える化で販促

フランスの大手スーパーマーケットIntermarcheは食品破棄対策として、
見た目の悪い野菜や果物だけを取り揃え、
ユニークなキャッチコピーやデザインの販促物で大々的に売り場を展開しました。
この販促は一躍話題となり、昨年のカンヌライオンズの複数部門で受賞しました。


詳しくは「食品対策として生まれた販促」をご覧ください。


そして今年は、鮮度を打ち出した商品とその販促が複数部門で受賞しました。
今回はこの販促をご紹介します。



 製造時刻を商品名にした鮮度の見える化で販促

 

世界で5億5千リットルのオレンジジュースが毎日販売されており、
その半分をヨーロッパが占めています。


オレンジジュースは搾りたてが一番おいしいのですが、
売られているオレンジジュースはいつ製造されたのか(いつ搾られたのか)分かりにくいという問題があります。


そこでオレンジを搾った時刻をラベルに印字し、オレンジジュースのボトルに貼り付けて
見える化した商品ブランドを開発しました。
製造時刻はオレンジが搾られた時間を1分刻みで表示しています。



この商品を訴求するためにパッケージをデザインした大型の販促物を
お店の外から見えるように窓に掲示したり、店内のいたるところに展開しました。
他にも看板を設置したり、店員さんの作業服はこの販促をイメージさせる時刻のデザインになっていたり、
デジタルサイネージと組み合わせて時刻が変化するちょっとした仕掛けなどもあります。



この販促はお昼の3時間でTwitterやFacebookなどのSNSで5千万件の発信があり、
販売数、来客数ともに増加する結果となりました。



(上記画像は、http://www.canneslionsarchive.com/winners/entry/564924/the-freshest-orange-juice-brand[英文]より、動画の一部を抜粋・
青枠内(中央画像を除く)の画像は、
https://twitter.com/hashtag/LeJusLePlusFrais?src=hash[英文・Twitter]より)

 


最後になりますが、世界中で売られている一般的な商品に対して知恵を絞ることの大切さを感じました。
その商品の特長を捉え、いかに印象に残るようにアピールするべきか
消費者の気持ちを汲んだ良い事例だと言えます。


この販促を他の商品にも応用して、シールや帯にとれた時刻や加工した時刻などを印字し
商品に取り付けて見える化するだけでも効果があるかもしれませんね。



2015/08/18 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター