POPに関するアンケート

【テーマ】 POPに関するアンケート
【実施日】 2016年7月
【対象者】 合計 312名 (男性 88名 : 女性 224名)
[内訳]  男性 20歳~29歳 17名
      男性 30歳~39歳 26名
      男性 40歳~49歳 23名
      男性 50歳~59歳 18名
      男性 60歳以上    4名

      女性 20歳~29歳 19名
      女性 30歳~39歳 31名
      女性 40歳~49歳 83名
      女性 50歳~59歳 82名
      女性 60歳以上    9名


2008年に実施した「見やすいPOPフォントに関するアンケート」から8年が経ち、
消費者のPOPに対する見方の変化などを調査するため、
再度POPに関するアンケートを社内で実施しました。


過去に実施した「見やすいPOPフォントに関するアンケート」はこちらからご覧ください。


今回は以下の3つに重きを置きご紹介したいと思います。


 1.購入の決め手となる項目について
 2.見やすいPOPと安さを感じるPOPについて
 3.安さを感じるPOPタイトルについて


では、購入の決め手となる項目からご紹介します。



 商品を購入する際に最も決め手となっているPOPの項目は?

 


男女とも「価格」が決め手となっていることが分かりました。
30代以上の女性は「産地・メーカー・ブランド名」と「POPタイトル」も
比較的多くの人が重視している結果となりました。


主婦層の多い小売店では価格だけでなく、
産地・メーカー・ブランド名を強調して訴求することも効果的です。
また、POPタイトルを重視している人も多いので、
「広告の品」や「月間特売」などのPOPタイトルを使い分けた訴求をすることで
購買意欲をかきたて売上げ増加につながると言えます。


男性は圧倒的に「価格」を重視している結果となりました。
男性をターゲットとしている業態では、「価格」の見せ方に重きを置くことが大切だと言えます。


次に、見やすいPOPと安さを感じるPOPについてご紹介します。

 

 見やすいPOP・安さを感じるPOPはそれぞれどれですか?

 


見やすいPOPはユニバーサルフォントが一番多く、
僅差でポップ体、角ゴシック体の順で多い結果となりました。


先入観を持たないように、フォント名を伏せた状態でアンケートを実施しましたが、
ユニバーサルフォントが一番多い結果でした。
理由には画数の多い漢字もつぶれることなく見やすいなどが挙がっていました。


ユニバーサルフォントは、文字の空き部分がしっかり確保されており、
比較的遠くから見ても見やすい特長があります。
高齢者をターゲットとしている売り場では、
ユニバーサルフォントなどの視認性の高いフォントを使用することが効果的です。


他に、強弱があると見やすいといった意見もありました。
目立たせたい項目は大きく・太く、それ以外の項目は小さく・細くというように
フォントにメリハリを持たせることもPOPを見やすくすると言えます。


続いて、安さを感じるPOPはポップ体が圧倒的に多い結果となりました。
ポップ調で堅苦しくない印象や親しみやすさから安さを感じるようです。
次いで、ポップ体と同様な意見で手書き風フォントも多い結果となりました。


安さをアピールするためには「親しみやすさ」を盛り込むことが大切だと言えます。


最後に、安さを訴求するPOPタイトルのコピーとフォントについてご紹介します。

 

 安さを感じるPOPタイトルのコピーはどれですか?

 


「値下げしました!」、「広告の品」の順で多い結果となりました。


世代別にみると、20代は比較的多くの人が「値下げしました!」の方が安そうに感じると答えており、
チラシを見る機会が少ない世代には「広告の品」ではなく、
「値下げ」のような直接お得感を与えるコピーを用いたほうが効果的だと言えます。
さらに「期間限定値下げ」など、期間を提示することで、
購買意欲がより一層高まり、期間内の購買行動につながると言えます。


一方で「値下げ」には残りものや賞味期限が近いなどの
マイナスイメージを抱いている人もいることを念頭に置いておく必要があります。

 

 安さを感じるPOPタイトルのフォントはどれですか?



POPタイトルにおいても、商品名のフォント調査と同様、
ポップ体が圧倒的に多い結果となりました。



最後になりますが、POPの役割は大きく2点に分けられます。


ひとつは低価格などのお得感を訴求すること、
もうひとつは商品の特長などの情報提供をすること。


前者の場合は、親しみやすいフォントを活用して、
消費者へお得感や安い印象を与える必要があります。
後者の場合は、商品の特長や購入の動機となる情報を見てもらう必要があるため、
見やすさ・読みやすさに重きを置く必要があります。


目的によってフォントやPOPタイトルなど使い分けることで、
POPを導入する効果が高まります。
今回のアンケート結果が、POPの作成に少しでもお役に立てば何よりです。



2016/08/30 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター