運動を促進する販促

2017年10月、スポーツ庁は「FUN+WALK PROJECT」と題し、
スニーカー通勤など歩きやすい服装を推奨するキャンペーンを
2018年春頃から実施すると発表しました。


「FUN+WALK PROJECT」は、普段の生活から気軽に取り入れることのできる歩くことに着目し、
歩くことに楽しさを組み合わせることで、
自然と歩く習慣を身につけてもらうためのプロジェクトです。


キャンペーンを実施する背景には、運動不足を感じつつも
なかなかスポーツをする時間が取れない現状や
40兆円を超える国民医療費などの問題があります。


そこで、運動促進や国民医療費の抑制、
健康寿命の延伸への貢献などにつなげるためキャンペーンの実施が発表されました。
2018年春頃から小売業や自治体などと連携し、キャンペーンを広めていくとのことです。


『FUN+WALK PROJECT』についての詳細は以下からご覧ください。
“歩く”をもっと“楽しく”『FUN+WALK PROJECT』開始 (スポーツ庁公式ホームページ)


こうした取り組みを前に、海外でも体を動かしてみたくなるようなキャンペーンが展開されていました。
今回は運動を促進する販促事例をご紹介します。



 運動を促進する販促

 

カナダのスポーツ専門店Sports Expertsは50周年を記念して、
地下鉄のモントリオール駅で運動を促進する販促を行いました。


モントリオール駅では写真のように急勾配で長いエスカレータと階段があります。
この階段を登りきったところに熱を感知する機械が設置されています。



機械の前に立つと、立っている人の体温が測定され、
上昇した数値だけSports Expertsで使える割引クーポンが発行されます。



体温が高ければ高いだけお得に買い物をすることができるクーポンのため、
階段を駆けあがったり、機械の前でとび跳ねたり、
腕立て伏せをしたりと必死で体温を上げようとする人が見られます。



11月14日の段階で、動画は963回再生され、
4,300人以上の人が好感を持ち、多くのコメントが投稿されました。


この販促は生活者参加型で楽しめるキャンペーンになっており、多くの人が挑戦しました。
自分の行動・努力によって割引率の高いクーポンが発行されるため、
お得感と思い入れが強まりクーポンを使おうとする人が増加します。
Sports Expertsは50周年にふさわしいユーモアのある販促の展開で認知度が向上し、
割引率の高いクーポンで集客効果もあったと言えます。


(画像はhttp://www.infopresse.com/article/2017/11/14/sports-experts-rabais-thermique-rethink [フランス語]より、動画の一部を抜粋)



最後になりますが、この販促は多くの国で紹介され話題となった
身体と財布にやさしい素晴らしい販促です。


日本でも2018年春頃から運動を促進するキャンペーンが実施されますが、
どんな内容・販促が展開されるのか楽しみです。



2017/12/28 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター