デジタル眼精疲労に着目した販促

長時間のパソコンやスマートフォンの使用によって引き起こされるデジタル眼精疲労は、
日本だけでなく世界中で広がっている現代病のひとつです。


ヨーロッパでは人口の約65%がデジタル眼精疲労に悩まされているそうです。
こうした状況を踏まえ、ポーランドのマクドナルドでは新メニューの訴求に
デジタル眼精疲労を軽減する内容を盛り込んだ広告を展開しました。


今回はこのプロモーションと目に関する日本の記念日についてご紹介します。



 目に関する日本の記念日

 

まず、秋口に集中している目に関する日本の記念日をご紹介します。


名称 日付 詳細
 クリーナーの日 9月7日  メガネクリーナー等のメガネ関連商品の製造・販売を手掛けている
 株式会社パールが「メガネをきれいにして美しい視生活を」と制定。
 日付は9(クリ)と7(ナー)の語呂合わせより。
 メガネの日   10月1日  メガネ愛用者の方々に感謝の気持ちを表すため、
 1997年に日本眼鏡関連団体協議会によって制定。
 10月1日を1001と表記すると1はメガネのテンプル(つる)の部分、
 0がメガネのレンズの部分に見えることから。
 トレシーの日 10月4日  トレシーとは、超極細繊維を使ったクリーニングクロスのこと。
 トレシーを販売する東レ株式会社が優れた特徴をPRするために制定。
 日付は10(トレ)と4(シー)の語呂合わせより。
 目の愛護デー 10月10日  10を横に倒すと1が眉、0が目に見えることから「視力保存デー」として
 1931年に中央盲人福祉l協会によって制定。
 戦後、厚生省(現在の厚生労働省)により「眼の愛護デー」と改名。
 目とメガネの旬間 10月1日~10日  メガネの日(10月1日)から目の愛護デー(10月10日)までの10日間。


夏は休みが多く、また暑さで眠れない夜にはスマートフォンを使用するなど
普段以上にパソコンやスマートフォンを長時間使用する人が多いのではないでしょうか。


さらに、秋は太陽の位置が低くなり、夏よりも紫外線の影響を受けやすくなります。
涼しくなり油断しがちですが、運動会や行楽など外で過ごすことも多くなるこの時期には、
目のケアの大切さを再認識させる必要があります。


記念日を利用して目のケアについての情報提供や販促を展開し、
目のケアについて意識させ、関連商品や効果的な食材の売上増加につなげたいですね。


続いて、現代病のひとつであるデジタル眼精疲労を軽減しつつ、
商品の訴求・集客へつなげた海外の販促事例をご紹介します。


 デジタル眼精疲労に着目した販促

 

ポーランドのマクドナルドは高価格帯の新メニュー「マエストロバーガー」の販促に
デジタル眼精疲労を軽減するWeb広告を展開しました。


その内容は、Googleディスプレイネットワークの機能を使い、
3時間おきに新メニューの広告がディスプレイに表示され目を休めるように促します。



表示された広告からマエストロバーガーのホームページへ訪問すると、
背景が光量を押さえられる濃いグレーで目に優しいホームページになっています。
そして、マエストロバーガーの紹介やマクドナルドの店舗の紹介等に加え、
眼精疲労に効果的な以下のような3ステップ(3種類)の広告が表示されます。


 第1ステップ



手前のマエストロバーガーがゆっくりと鮮明に表示され、奥のマエストロバーガーがゆっくりとぼやけていく。
その後、奥のマエストロバーガーがゆっくりと鮮明に表示され、手前のバーガーがゆっくりとぼやけていく。
この流れを繰り返した広告が表示されます。


この広告によって遠近を交互に見ることができ、水晶体の厚みをコントロールし、
ピントを合わせ毛様体筋という筋肉のこりをほぐすことができると言えます。


 第2ステップ



マエストロバーガーに挟まれている新鮮なレタス。
このレタスの緑色の部分だけが映り続ける広告が表示されます。


緑色は疲れ目を癒す目に優しい色と言われています。
それは光の波長の中間にあり、目にとらえやすい色となっているからだそうです。
また、精神的にも肉体的にも安静をもたらすリラックス効果も期待できるそうです。


この広告によって疲れ目を癒し、リラックスできるようになっています。


 第3ステップ



マエストロバーガーが画面の様々な位置に表示されたり消えたりする広告が表示されます。
この画像を目だけで追っていくことで眼球運動のトレーニングになります。


この広告によって普段あまり使わない眼球を動かす筋肉が柔らかくなり、
目をスムーズに動かすことができるようになると言えます。


この広告を展開した結果、マエストロバーガーのホームページへ訪れた人は62万人以上も増加、
サイトの滞在時間は180秒、900万回以上も表示されました。


(画像はhttps://www.youtube.com/watch?v=Sg8Mskj2NWI [YouTube]より、動画の一部を抜粋・加筆)



最後になりますが、商品を使って目のエクササイズができる広告を導入することで、
商品を目と記憶にしっかりと焼き付け食欲を刺激した素晴らしい販促だと言えます。


秋口には目に関する記念日が多く、アイケア商品や目に良い食材などに需要が見込めます。
この機会に目に優しい販促を考えてみてはいかがでしょうか。



2018/06/29 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター