ハロウィンイベントに応用できるサービス

今回は6月に開催されたCANNES LIONS(世界最大の広告の祭典)の受賞作品であり、
これからの季節に開催されるハロウィンイベントに応用できるサービスをご紹介します。


まずはじめに、CANNES LIONSについて簡単にご紹介します。


 第65回 カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル (Cannes Lions 2018)


Cannes Lions 2018は2018年6月18日(月)から22日(金)の5日間、
フランスのカンヌで開催された世界最大の広告・コミュニケーション関連のフェスティバルです。


時代背景を考慮し、部門の見直し等が定期的に行われてきましたが、
その内容や目的等について大手広告代理店から批判を受け、
今年は開催期間の短縮や賞の簡素化、価格の見直し等の大幅な変更がありました。


従来は一つの作品を複数の部門に制限なくエントリーすることができ、
複数の部門にまたがってグランプリを獲得するような代表作がありました。
今年から一つの作品は最大6つの部門までと制限が設けられたため、
複数の部門にまたがってグランプリを獲得することが難しくなったと言えます。
ちなみに今年は26部門で構成されています。


こうしたCannes Lions 2018の中から、ヘルス&ウエルネス部門でブロンズを獲得した
ハロウィンイベントに応用できるサービスをご紹介します。

 

 ハロウィンイベントに応用できるサービス (Amblyopia World Campaign)


コロンビアでは5万人以上の子どもたちが、極めて視力が弱い弱視や
対象物を直視する際に片方の目が異なる方向に向く斜視に苦しんでいます。


弱視や斜視は早期に発見し、早期に矯正治療をすることが大切と言われていますが、
専門家の不足や貧困等の理由で多くの子どもたちは検査や治療を受けることができていません。


こうした問題に目を向けたコロンビアの企業VMLは
子どもたちの目の状態を家庭で手軽にチェックできるサービス(Amblyopia World Campaign)を展開しました。



具体的には子どもたちが喜びそうなキャラクターのお面が作れるチラシを新聞や雑誌に付けて配布し、
お面と新聞や雑誌に書かれている文字を使って目の状態がチェックできる仕組みになっています。
チラシの使い方は以下の様になります。



1. 点線で切り取ってお面を作ります。


2. お面は片方の目の部分だけがくりぬかれており、子どもにお面をつけて、
 片方の目だけが見えるようになっているか確認します。


3. お面をつけたまま、新聞や雑誌に書かれている文字(「a」「b」「d」「e」「o」「p」「q」)の
 丸く囲まれている部分を塗り潰してもらいます。


4. 次にお面を裏返し、2.とは反対の目だけが見えるようになっているか確認します。
 3.同様に丸く囲まれている部分を塗り潰してもらいます。


5. 塗り潰す際に子どもが新聞や雑誌に極端に顔を近づけていたり、
 丸く囲まれている部分からはみ出して塗り潰してしまう場合は
 弱視や斜視等の可能性があると判断することができます。



キャラクターが描かれたお面は子どもたちが喜び、また両面使うことができるため、
片目ずつ順番に楽しみながら検査をすることが可能です。
この方法で専門家に頼らず、家庭内で手軽に弱視や斜視等の目の問題を早期に発見することができ、
早期に治療へ誘導することができるようになります。


このお面が作れるチラシは毎月13,000世帯以上に配布され、多くの家庭で利用される、
遊び心と問題解決を兼ね備えた素晴らしいサービスと言えます。


(画像はhttps://www.coloribus.com/adsarchive/commercials/23172515/[英文]より)



最後になりますが、前回6月に目に関する日本の記念日(「デジタル眼精疲労に着目した販促」より)を取り上げましたが
目に関する記念日やイベントにこのサービスはおすすめです。
またキャラクターのお面を使用する為、ハロウィンイベントにも応用できるサービスとも言えます。


今回のサービスはアイケア商品の販促や付加価値のひとつとして等、
様々な場面で幅広く応用できるのではないかと感じました。



2018/08/30 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター