エコバッグの利用に関するアンケート

【テーマ】 エコバッグの利用に関するアンケート
【実施日】

2008年5月

【対象者】

合計 48名 (女性のみ 48名)※

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[内訳]   女性 20~29歳    15名

       女性 30~39歳     6名

       女性 40~49歳    10名

       女性 50~59歳    13名

       女性 60歳以上     4名

※女性のみの理由

男性は買い物に行くことが少ないことと買い物に行ってもエコバッグを使う人は少ないことが予想されます。

そこで女性の意見に重きを置くため、女性のみを対象としました。


最近「エコバッグ」という言葉をよく耳にします。
そこで今回は、エコバッグについてアンケートを実施することにしました。


店舗や展示会などでエコバッグが販売されたりノベルティとしてもらえたりする中、当社ではどう捉えているのでしょうか。

エコバッグの利用と販促利用といった面からアンケートを実施し、

その結果からどんなものを使用しているのか、どんなものを販促にしたら効果があるのかなどご紹介したいと思います。

では早速、エコバッグの利用についてのアンケート結果をご紹介します。


その前に、「エコバッグ」とは以下のように定義しました。


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【エコバッグの定義】

エコバッグを持つということは、レジ袋の削減、資源の有効活用という意味で間接的にエコにつながります。
消費者が買い物に行く時に、袋(バッグ)を持参して環境負荷を減らそうという意味でエコバッグ(マイバッグ)といっているようです。
以上より、「エコバッグはレジ袋の変わりに使用する使い捨てではないバッグ」とします。



 現在エコバッグを使っていますか?
   (「現在」の目安として2008年に入ってからとしました。)



使っている人は25%、ときどき使っている人は35%、使っていない人は40%という結果になりました。
エコバッグは60%という意外と多くの人が使用していました。


ここでエコバッグを使っている人にいつ使っているのか聞いてみると、多くの人が「お店によって使っている」と答えていました。
次いで、「買う物によって使っている」と答えた人が多かったです。
「お店によって使っている」と答えた人は、やはりレジ袋の有料化やエコバッグ持参による特典などがあるようです。

そして、使っていない人にはなぜ使っていないのか聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。


・エコバッグを持っていない

・エコバッグを持ち歩くのがめんどくさい

・エコバッグを使うような買い物をしない

・レジ袋をゴミ袋として使用するため

・レジ袋が無料でもらえるため


以上のように、あえてエコバッグを使わなくてもいいのではないかといった意見が挙がりました。
この結果から、全ての企業でレジ袋の有料化や廃止が実施されたときには、
もっとエコバッグを使う人が増えるということが言えそうです。


しかし、レジ袋を地域指定のゴミ袋として使用できる地域もあるそうです。
その地域ではレジ袋が有料化になることでレジ袋を気兼ねなくゴミ袋として使用できなくなり都合が悪くなります。
そういった面での見直しは必要なのかもしれません。


また、レジ袋を車や部屋のゴミ袋の代わりとして使用している人も多いかと思います。
これも、レジ袋の有料化によって使用することをためらう人が増えるのではないでしょうか。
そのことで、ゴミ箱の周りが散らかったり、ポイ捨てなどが懸念されます。

レジ袋を有料化にするデメリットのようなことが多少なりともあるのではないかということを感じました。


エコバッグを使っている人には、いつから使い始めたのかも聞いてみました。


 いつからエコバッグを使い始めましたか?

 


2007年以前から使っている人が、約65%を占めていました。
使い始めるきっかけを聞いてみると、特典があるからやレジ袋が有料になったからなどがありました。
結果から、レジ袋が有料化になることでエコバッグを使いはじめた人が多いということが言えそうです。


2007年4月に「容器包装リサイクル法」が改正され、

ごみを減らし繰り返し使える地球環境にやさしいものをということでエコバッグの有用性が大きく見直されました。
法改正の前からも有料化を実施している企業もあったようですが、

この改正を機に多くの企業で実施されエコバッグの使用をさらに促したと言えそうです。


また、レジ袋の有料化が進む一方で、売上げに響くと考えエコバッグ持参による特典をつける企業も多く見られるようになりました。
有料化や特典が、より一層消費者のエコバッグ使用を促したのかもしれません。


さて、エコバッグを使っている人は、どんな目的で使っているのか聞いてみました。


 なぜエコバッグを使っていますか?(複数回答可)

 


やはり多かったのは特典のためという意見です。
最近ではエコバック持参による特典が広まり、その特典のためにエコバックを使う人が多いのかもしれません。

ちなみに、どんな特典があるのか聞いてみると、ポイントと値引きの2つがありました。

以上の結果より、特典のためにエコバッグを使う人が多く、特典は販促に効果的だと言えそうです。


また、消費者にエコバッグを使ってもらうことでどれだけ環境問題に取り組めたのか情報提供できる機会があれば、
より消費者の環境に対する意欲が上がるようにも感じました。



さて、皆様はどんなエコバッグを使っていますか?

ここで、対象者がどんなエコバッグを使用しているのかご紹介します。


まずエコバッグのタイプに関しては圧倒的に手さげタイプで、

それ以外はお買い物カゴタイプ・レジカゴタイプを使用していました。

次に色に関しては使っていても汚れが気になりにくい黒、グレー、次に青、緑が人気でした。
パステルカラーはあまり見られないようです。

そして柄に関しては圧倒的に無地、次いでロゴ・文字入りでした。
エコバッグの柄が気に入って購入した人もいましたので、デザインも大切だと言えそうです。


さらに使っているエコバッグのどこを一番重視しているか聞いてみました。


 使っているエコバッグのどこを一番重視していますか?



ほとんどの人が最も重視しているのは使い勝手のようです。
「ファッション性」、「使い勝手」、「その他」から1つを選択してもらう形式をとったためか、使い勝手をほとんどの人が答えました。


その理由には「丈夫で重いものも入れられる」、「小さくできるのでかさばらない」など使い勝手のよさが使用する際に重視されるようです。

また、ファッション性と答えた人は、エコバッグの柄がとても気に入ったため使っているようです。
やはり、商品を入れるものとして使うため、ファッション性より使い勝手を求めるのだと思いました。

ちなみに、その他の理由は特典の有無でエコバッグを使用するかしないかを決めているようです。


最後に、エコバッグをいくらまでお金を払って購入してもよいと思うか聞いてみました。


 エコバッグを購入する際、いくらまでお金を払いますか?



結果、価格設定としては500円までがよさそうです。
使い勝手、ファッション性共に気に入ったものであれば1000円まででも販売できそうです。
エコバッグを販売する際には特に使い勝手を重視した、500円位までの値段設定がよいのかもしれません。



結論。


・エコバッグを使っている人が多い

・使用するきっかけ・目的は特典・有料化のため


きっかけや目的は何にせよ、エコバッグを使うことが環境のためになるのであれば、より多くの人にエコバッグを使って欲しいと思います。


エコバッグを使っていない人の意見の中に、レジ袋が無料だから使わないという意見もありました。

ですから全ての企業がレジ袋有料になったら、もう少しエコバッグを使用する人が増えそうです。


それを裏付けることが、レジ袋を有料化にする企業の増加と消費者の行動で実証されました。
その実証とは、富山県や東京都の多くの企業がレジ袋の有料化に踏み切ったことで、エコバッグの持参率は

実施前は約3割であったのに対し実施後は100%近くになるほどまでに効果を上げたことがあります。


レジ袋の有料化はエコバッグ持参に近づける近道と言えます。
ただ問題点として、「レジ袋の値下げ競争」が起こる可能性もあると言う人もいます。
確かに、一見成功していそうな対策ですが何か寂しいような気もします。


エコバッグを使ってもらうよいアイデアこそが、売上げ増加と消費者の環境意識を促すカギになるのかもしれません。



2008/07/15 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター