エコバッグの販促利用に関するアンケート

【テーマ】 エコバッグの販促利用に関するアンケート
【実施日】

2008年5月

【対象者】

合計 44名 (女性のみ 44名)※

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[内訳]   女性 20~29歳    13名

       女性 30~39歳     7名

       女性 40~49歳     9名

       女性 50~59歳    12名

       女性 60歳以上     3名

※女性のみの理由
男性は買い物に行くことが少ないことと買い物に行ってもエコバッグを使う人は少ないことが予想されます。

そこで女性の意見に重きを置くため、女性のみを対象としました。


前回はエコバッグの利用についてのアンケート結果をご紹介してきました。
そして今回はどんなエコバッグをノベルティにしたら販促につながるのか、

また企業アピールにつながるのかなどの販促利用についてご紹介します。


その前に、「エコバッグ」とは以下のように定義しました。


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【エコバッグの定義】

エコバッグを持つということは、レジ袋の削減、資源の有効活用という意味で間接的にエコにつながります。
消費者が買い物に行く時に、袋(バッグ)を持参して環境負荷を減らそうという意味でエコバッグ(マイバッグ)といっているようです。
以上より、「エコバッグはレジ袋の変わりに使用する使い捨てではないバッグ」とします。



 ノベルティでエコバッグをもらったことがありますか?


  

エコバッグをもらったことがある人は約40%、もらったことがない人は約60%という結果になりました。
ノベルティのように無料でもらえるものは、とりあえずもらっておこうという人が多いのではないかと予想していたので意外な結果でした。


年代別にもらったことのある人とない人をまとめると以下のようになります。



50歳~59歳、次いで40歳~49歳の方々がエコバッグをもらう割合が多かったです。
そして60歳以上の方々はもらったことがない結果となりました。
当社だけの結果ですが、60歳以上の方々はノベルティと触れ合う機会が少ないのかも知れません。


では、もらっている方々に何回くらいもらっているのか聞いてみました。


  エコバッグを今までに何回くらいもらいましたか?

  


以上の結果から、2回もらったという人が半分以上を占めていました。
当社ではグラフにある通り「1回」、「2回」、「3回」、「5回」のうちどれかで、5回を境にそれより多くもらう人はいませんでした。

エコバッグをたくさんもらっても使わずにゴミになってしまうため、もらわないのかもしれません。


まだまだエコバッグを持っていない人やもらったことのない人がいますので、エコバッグをノベルティにした販促は効果があると言えそうです。



では、ここでノベルティとしてもらったエコバッグにはどんなものが多いのかご紹介します。


まず、エコバッグのタイプです。
前回の使用編とでは、手さげタイプとお買い物カゴタイプ・レジカゴタイプの2つが使われていました。
しかし、配布されているエコバッグは手さげタイプのみでした。
小売店独自のお買い物カゴタイプ・レジカゴタイプのエコバッグを配布するのも固定客を逃さないひとつの手になるかもしれません。


次に、色です。
やはり一番多いのは緑色と白色、次いで青色。
エコだけあり環境にやさしいと感じさせる色が人気のようです。
他にはコーポレートカラーのエコバッグもありました。


そして、柄です。
柄については圧倒的に無地と企業名・企業ロゴが多かったです。
使用する側からすると、企業名やロゴが入っていないエコバッグの方が使用しやすいように思います。

いまや、エコバッグの販促は多くの企業で行われていますから他にはない工夫が必要だと言えます。


さて、エコバッグを配布した後、そのエコバッグはどうなっているのか聞いてみました。


 ノベルティでもらったエコバッグを使ったことがありますか?

  

  

もらったエコバッグを使っている人は約60%ほどでした。
残りの人たちはエコバッグをもらっても使っていないようです。
エコ活動のひとつがゴミの増加につながってしまうことは避けたいものです。


さて、年代別に使ったことのある人とない人をまとめると以下のようになります。



どの年代でも半分の人がもらったエコバッグを使用しており、30歳~39歳の人はもらったエコバッグを必ず使っていました。


余談ですが、ノベルティでもらったエコバッグにジャガイモやたまねぎなどの野菜を入れ、

風通しのよいところに下げておくために使用している人がいました。
ちょっとした工夫で、エコバッグの使い道も広がるものだと感じました。
タンスの奥底で眠っているエコバッグがゴミになってしまわないためにも、ひと工夫して使ってあげるのも良いのかもしれません。


では、ここでノベルティとしてもらえるエコバッグに何を一番に求めるか聞いてみました。


 ノベルティでもらえるエコバッグに何を一番求めますか?

 


ここで意外な結果がでました。
前回の使用編では「使っているエコバッグのどこを一番重視していますか?」

という質問に対してほとんどの人が「使い勝手」と答えました。
しかし、ノベルティでもらえるエコバッグは「ファッション性」を求める人が約3分の1にも及ぶのです。


なぜ、ノベルティでもらえるエコバッグにはファッション性を求め、お金を出して購入したエコバッグでは使い勝手を重視しているのか?
憶測ですが、お金を出して購入するエコバッグは使うために購入している人が多く、そのため使い勝手を優先するのだと思います。
柄が良くても、スーパーなどでの買い物ですから使いづらいのでは使わなくなってしまいます。
しかし、もらいものならという感覚でファッション性を求めるのではないかと思います。


さて、ここでファッション性を一番求めている年代の予想はつきますか?
ちょっと意外な結果になっているのです。



流行に敏感な20歳~29歳の人がファッション性を求めるのかなと思っていましたので、

30歳~39歳の人がファッション性を一番求めていることに意外性を感じました。
さらに、20歳~29歳の人が使い勝手を最も重視していることに驚きました。


以上より、30歳~39歳をターゲットにエコバッグを作成する際は、ファッション性が重要になってくると言えます。

ちなみに、その他の中には持ち運びに便利なもの(携帯性のあるもの)という意見がありました。


では、最後にエコバッグによる買い物での特典には一番何があったらよいか聞いてみました。


 エコバッグによる買い物での特典には一番何があったらよいですか?

 

 

圧倒的に「値引き」が多かったです。
「ポイント制による値引き」のほうが「その場で値引き」より若干多く、
ポイントをためて何百円単位の値引きがあるほうがその場で何円単位で値引きがあるよりはお得感を感じるのかもしれません。



結論。


・配布するエコバッグは「使い勝手」よりも「ファッション性」が求められている
・消費者がエコバッグを使用して買い物をしたときはポイントを付け、値引きをする販促が効果的


更に、小売店で配布したエコバッグを使用した場合はポイント2倍など少し工夫をするだけで

エコバッグをノベルティにしても効果がありそうです。


最後に、エコバッグを使用して買い物をしたことでどれだけゴミを減らすことに成功したのか、
消費者にフィードバックするとも必要だと思います。
その報告により、消費者は達成感や貢献が実感でき、エコバッグを使って買い物をするようになるのではないかと思います。
何事も行った事に対する結果は気になるように、エコバッグを使うことでどれだけ環境に貢献できたのか、

その結果を伝えてくれると消費者のモチベーションはまたひとつ変わってくるように思います。



2008/08/12 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター