ポイントカードに関するアンケート

【テーマ】 ポイントカードに関するアンケート
【実施日】

2008年9月

【対象者】

合計 60名 (男性 24名 : 女性 36名)

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[内訳]   男性 29歳以下     6名

       男性 30~39歳     9名

       男性 40~49歳     6名

       男性 50歳以上     3名

       女性 29歳以下    10名

       女性 30~39歳     6名

       女性 40~49歳     8名

       女性 50歳以上    12名


ポイントカードはお客様を手放さないためのひとつのツール。
そのポイントカードを私たち消費者はどれだけ使っているのか、
またその使い勝手やポイントカードに望むことなど消費者の視点からアンケートを実施しました。
それでは、アンケート結果と所見をご紹介します。


その前に、「ポイントカード」を以下のように定義しました。


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ポイントカードの定義】


商品を購入する際に、金額に応じてスタンプが押されたり、ポイント数が店舗で管理されるカードをポイントカードとします。
紙のカードのほか、携帯電話などで貯めるものもポイントカードとみなしてアンケートを実施します。



 現在、お財布の中にポイントカードは何枚くらいありますか?

  

 


結果から言うと、お財布の中には1~5枚のポイントカードを入れている人が最も多かったです。
約7割の人は1~10枚程度のポイントカードをお財布の中に入れています。


中には、ポイントカードを全く持っていないという人もいましたが、

普段持ち歩かずに家に置いてあるなどのため全ての人が持っているといっても過言ではありません。
ここで、ポイントカードを持っている人に利用頻度について聞いてみました。


 お財布の中にあるポイントカードを利用する機会は多いですか?

 

 


結果、85%の人がポイントカードを多く利用しているようです。

頻繁に利用していない人に理由を聞いてみると、以下のような意見がありました。


・利用するお店のポイントカードを探して提示するのがめんどくさい

・ポイントカードを提示することを忘れてしまう

・お店でポイントカードを作ったことを忘れていて提示しない


個人的な意見ですがポイントを貯めることでどんなサービスがあるのか、

どのくらい割引されるのか分かりにくいポイントカードはポイントを貯める気がしません。
やはり、ポイントカードは分かりやすい仕組みとどんなメリットがあるのか告知しておくことが大切だと思います。
また商品を購入する際に、提示し忘れがないようにアピールすることも大切だと言えそうです。

さて、多くの業態でポイントカードを発行していると思いますが、

私たち消費者は主にどんな場所でポイントカードを使用しているのか聞いてみました。

その結果、下記に記載した業態順で多く使われていました。


・「百貨店・スーパー」

・「雑貨店・衣服店」

・「CD・本 レンタルビデオなど」

・「飲食店・ファーストフード店」

・「宿泊施設・レジャー施設 遊園地・映画館など」

・「ドラッグストア」

・「美容・理容店」

・「ガソリンスタンド」

・「家電量販店」


以上より、さまざまな業態でポイントカードが発行され、利用されていることが分かりました。

そして、私たちはポイントカードにどんなことを求めているのか聞いてみました。


 ポイントカードのポイントを貯めることで、お店側がしてくれるサービスに最も望むことはなんですか?

 


私たちが望むサービスは、圧倒的に割引が多かったです。
ポイントカードの付加価値は現金割引がなんといってもよいのかもしれません。

では、ポイントカードを持っていて実際によかったと思うことがあったのか聞いてみました。


 ポイントカードを持っていてよかったなと思ったことがありましたか?

 

 


80%以上の人がよかったと思ったことがあるそうです。
よかったと思うことのほとんどが、安く購入できたこと(割引)でした。
割引以外の回答としては、以下のようなものがありました。


・ポイントを貯めないと手に入らないものが手に入った

・ゴールドカードにステップアップできた

・ポイントカードを持っている人だけにDMが届いた

・ポイントに応じた特典が得られた

・粗品がもらえた

・1回無料などのサービスを受けられた


ポイントを貯めないと手に入らないものを手に入れられた瞬間はお金を払って購入できない分、格別なことと思います。

逆にポイントカードを持っていてよくなかったと思ったことには、以下のようなものがありました。


・500円で1ポイントなどのポイントカードの場合、合計390円くらいだとポイントを貯めるために特に必要ないものまで買ってしまった

・せっかく貯めたポイントカードを利用しようと思っていたら、有効期限が過ぎていた

・ポイントカードをお持ちの方は5%引きという目に見える告知に腹が立つ


不満に思うことも多々あるかと思いますが、本来は何も無いはずのところに

ポイントカードを持っているだけで付加価値がつくので、よかったと思えることが多いのでしょう。


ポイントカードを持っていることで行くお店を決めたことがあるか聞いてみました。


 ポイントカードを持っていることを理由に行くお店を決めて利用したことがありますか?

 


以上より、ポイントカードを持っていることでお店を決めて利用する人が大変多いようです。
改めてポイントカードの重要性を感じました。
同じ業態のお店に行く必要があるとき、ポイントカードを持っているかどうかということもお店を選ぶ基準のひとつになると言えます。
ポイントカードを発行することでお客様を手放さないことが、この結果から伺えます。


ポイントカードの重要性が分かったところで、お店側としてはポイントカードを消費者に作ってもらわなければなりません。
そこで、ポイントカードを作るか作らないか判断する基準は何かを聞いてみました。


結果は圧倒的に、「利用頻度」が多かったです。
まず、ポイントカードを作成する際には、そのお店を今後も利用するか考えます。
他には、ポイントカードの内容や初回手続き(入会金や年会費が発生するか、記入の手間など)、

ポイントカードの汎用性があります。


ポイントカードを発行する際には記入などの手間がなく、入会金や年会費が発生しないものが消費者は気兼ねなく手を出せるようです。

また、1枚のポイントカードが多くのお店で利用できるものも求められています。
1枚のポイントカードが多くのお店で利用できることでポイントも貯まりやすく、消費者にとってお得な感じがします。


個人的な体験ですが、セール品にはポイントがつかないことがよくあります。
そんな時、セール品にもポイントを付けて欲しいなとよく思います。

皆様はどう思っているのか聞いてみることにしました。
まずは、バーゲンやセール期間に、値下げの機会にしか買い物をしないお店があるのか聞いてみました。


 バーゲンやセール期間、値下げの機会にだけ買い物をするお店がありますか?

  


バーゲンやセール期間、値下げの機会にだけ買い物をするお店がある人は約40%と少なめでした。
価格高騰などで安いものを購入しようとする今、意外な結果のように思います。


バーゲンやセール期間にだけ利用するお店がある人に、

セール品を購入してもポイントが加算されないことがよくありますがどう思うか聞いてみました。


結果、「バーゲン商品も通常商品と同様にポイントをつけた方がよい」と「仕方がない」という二つの意見がありました。

セール品だけあり「仕方ない」という意見も多いですが、

購入していることには変わりないということで「ポイントを付けるべきだ」という意見も多くありました。

では反対にお店、ブランドが好きで買い物をしに行くお店があるか聞いてみました。


 「お店が好き」、「商品が好き」など、価格に関係なく買い物をするお店はありますか?

  


お店が好き、商品が好きなどの理由でお店を利用する人は75%とかなり多かったです。
ここで「はい」と答えた人に、バーゲン商品を購入した際にポイントを付けることをどう思うか聞いてみました。
すると、「バーゲンの時しか購入しない人と通常商品を購入する人、

どちらも購入していることにはかわりないので同様にポイントをつけてもよい」という意見が多かったです。
お店や商品が好きな人にとって、セール品だけを購入する人と同じ対応をとられることは

あまり気分がよくないのではないかと思ったので意外な結果でした。


次いで、「バーゲン商品は通常商品よりもポイント率を下げるなどして差をつけてポイントをつけた方がよい」という意見が多くありました。

「バーゲン商品は通常商品と同様にポイントをつけない方がよい」という意見は少なめでした。


セール品にポイントをつけるつけないを決めるのは難しいようです。
しかし、消費者に対して損な気分にさせてしまう表現だけは避けなければなりません。


上記の質問も踏まえ、どんなポイントカードがあったらよいか聞いてみました。
すると下記のような意見がありました。


・年会費・入会金がかからない

・手続きが手間ではない

・有効期限がない

・低価格でのポイント加算(100円で1ポイントなど)

・汎用性がある


他にも、経費シミュレーションができるや指紋認証、ゲームにチャレンジしてポイント倍率アップなどユニークな意見がありました。
ポイント加算時に楽しめるのもよいのかもしれません。



最後に今回のまとめですが、どの年代の人でもポイントカードは持っています。
そして、同じ業態のお店を利用する際には、ポイントカードを持っていることを理由に選ぶ人も多いことが分かりました。
ポイントカードは顧客を放さないばかりか顧客をよぶ効果もあります。
意味のあるポイントカードは、集客や売上に結びつく立派な販促ツールとなるのです。



2008/10/15 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター