クーポン券に関するアンケート

【テーマ】 クーポン券に関するアンケート
【実施日】

2008年9月

【対象者】

合計 66名 (男性 31名 : 女性 35名)

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[内訳]   男性 29歳以下     9名

        男性 30~39歳     12名

       男性 40~49歳     7名

       男性 50歳以上     3名

       女性 29歳以下    11名

       女性 30~39歳     4名

       女性 40~49歳     8名

       女性 50歳以上    12名


これからの季節はクリスマスやお正月などイベントが続きます。
その販促のひとつとして少しでも参考になればと思い、クーポン券に関するアンケートを実施しました。

それでは、アンケート結果と所見をご紹介します。


その前に、「クーポン券」を以下のように定義しました。


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【クーポン券の定義】

・商品を購入する際に渡すと割引になる券

・商品を購入する際に渡すとサービスや粗品をもらえる券


以上のような券をクーポン券と捉え、『クーポン券 = 割引券・サービス券』として今回のアンケートを実施します。



 クーポン券を利用したことはありますか?

 


クーポン券は容易に手に入れることができるため、多くの人が利用しています。
渡すだけで値引きやサービスが受けられるので利用しない人はごくわずかという結果になりました。

ちなみに、利用したことがない人にその理由を聞いてみると「必要ない」や「面倒」ということでした。


さて、クーポン券を利用したことがある人に、クーポン券はどこで手に入れているのか聞いてみました。
すると、商品を購入した際にもらうや折り込みチラシや無料冊子から手に入れるという人が特に多かったです。
他には、インターネット・ウェブ(電子クーポン)や店頭に置いてあるクーポン券という意見がありました。


クーポン券を渡す機会は、商品を購入した際に渡すことが最も効果的のようです。
「クーポン券があるし、またこのお店に来てみよう」と思わせることが肝心だと言えます。


さて、以上のように多くの場面でクーポン券を入手することが可能ななか、クーポン券を選ぶ基準はどこにあるのか聞いてみました。


 クーポン券を選ぶ基準は何ですか?(複数回答可)

 

(注) (1) … お店を利用するため(先に利用するお店は決まっている)
    (2) … 割引率やサービス内容などがよいため(クーポン券を見てから利用するお店を決める)


行くお店が先に決まっておりそのお店のクーポン券を選ぶほうが、クーポン券を見てから行くお店を決める人より若干多い結果となりました。
しかし、クーポン券の内容によって行くお店を決めている人も半分近くいるので、クーポン券を販促とすることも大いに効果があります。


ここで、クーポン券を利用する場所はどこが多いか聞いてみました。
結果は飲食店が多く、順にファーストフード、レジャー施設(遊園地・映画館など)、

百貨店・スーパー、CD・本(レンタルビデオなど)、宿泊施設となりました。

では、利用するクーポン券はどんな内容のものが多いか聞いてみました。

 

 使用するクーポン券はどんな内容のものが多いですか?(複数回答可)

 


以上のように、値引きタイプのものが多いようです。


加えて、クーポン券の内容に望むものを聞いてみました。
やはりそこでも、割引きを望む声が多かったです。


結論として、消費者は値引きを一番望んでいるようです。
その需要にあったクーポン券にすることが大切だと言えそうです。



上記では紙のクーポン券についてのアンケート結果をご紹介してきましたが、

最近多く使われるようになってきた電子クーポンについてのアンケートも一緒にご紹介します。

まずは、「電子クーポン」について下記のように定義しました。


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【電子クーポンの定義】

・携帯電話やパソコンに送られてきたクーポン券

・Webページにあるクーポン券を自分で印刷して使用するもの


以上のように『電子クーポン = 携帯電話やパソコンなどの電子機器を使用した割引券・サービス券』として今回のアンケートを実施します。



 電子クーポン券を利用したことがありますか?

 


結果は、利用したことがある人とない人では半々でした。
若干利用したことがない人のほうが多かったようです。


性別年齢別に見てみると以下のようになりました。


【男性】

【女性】


以上のように、性別年齢別によって差があることが分かりました。
20~29歳男性の場合は電子クーポンを利用したことがある人は約55%に対し、同年代の女性では100%でした。
ちょっと意外だったのは、40~49歳の男性と女性の利用の差です。
男性の場合は、利用したことがある人が約70%に対し同年代の女性では25%となっています。
ここの差にはいったいどんな理由があるのでしょうか。


私の憶測ですが、男性の場合は仕事の関係で携帯を持っている人が多く付き合いなどで
電子クーポンを利用することが多いのかも知れません。
性別年齢別で大きな差があるようです。


ここで、電子クーポンを利用したことがある人に使い勝手について聞いてみました。
すると、使いやすかったという人と使いにくかったという人半々でした。
まず、使いやすかったという人の具体的な理由を見てみましょう。


・自分が欲しいと思った時に入手出来るから

・気軽に使えるから

・携帯電話だとプリントアウトの必要がなく画面を見せるだけなどラクだから

・紛失しないから

・紙のクーポン券のようにかさばらず荷物にならないから


そして、反対に使いにくかったという人の具体的な理由を見てみましょう。


・プリントアウトするのが面倒だから、手間だから

・操作が複雑だから


以上のような理由が挙がりました。
使いにくかった人の意見は圧倒的に以上の2点が多かったです。
その2つを解決するだけでも、電子クーポンの利用者をより増やすことができると思います。
まず、使いにくいと思っているところを直していくことが大切なのかもしれません。


ここで、電子クーポンを利用したことがある人に電子クーポンと紙のクーポン券どちらのクーポン券がよいか聞いてみました。


 電子クーポン(プリントアウトを含む)と紙のクーポン券はどちらがよいでか?


 

以上のように、半々に分かれました。
性別年齢別に見てみると、電子クーポンと答えたのは20歳~29歳男性で40%、30歳~39歳男性で75%、40歳~49歳男性で66.7%、

20歳~29歳女性で63.6%、40歳~49歳女性で20%となり、他は紙のクーポン券が良いと答えました。
その選択理由は下記のようになりました。


○紙のクーポン券を選んだ理由

・手軽で覚えていられるから

・電子クーポンの中でもプリントアウトするのは手間だから

・電子クーポンの中で登録するのは不安だから

・電子クーポンは操作が難しい、面倒だから

・紙のほうが見比べやすいから

・紙のクーポン券は使用すると手元からなくなり、使った感がでて気持ちいいから


○電子クーポンを選んだ理由

・欲しい時に手に入るから

・かさばらず、紛失することがないから

・何度使ってもなくならないから

・携帯電話は常に持ち歩いているので利用したいときにいつでも利用できるから

・紙のクーポン券は切らないといけないので面倒だから


以上の結果から、まだまだ紙のクーポン券のほうが好まれているようです。
特に30歳以上の女性の方々をターゲットにしたお店では、電子クーポン券より紙のクーポン券を配布するほうが効果がありそうです。
また、反対に50歳までの男性をターゲットにしているお店では電子クーポンが効果的かもしれません。


電子クーポン券を今後も利用したいか聞いてみました。
すると今後も利用したい人が81%に対し、今後は利用したくない人が19%という結果になりました。

また、電子クーポンを利用したことがない人に今後電子クーポンを利用してみたいか聞いてみました。
すると利用してみたい人が50%、利用してみたくない人が50%という結果になりました。


電子クーポンと紙のクーポン券では紙のクーポン券のほうが好まれていましたが、電子クーポンを利用していきたい、
利用したいという声も多く挙がりました。


電子クーポンが好まれない理由には、操作が複雑なこととプリントアウトをしなければならないことなどが挙がっているので、

ここを見直して行くことで使用する人は増えていくような気がします。



最後に、今回のまとめです。
ほとんどの人がクーポン券を使っているようです。
行きたいお店のクーポン券を探すという人も多いようですが、それと同様にクーポン券の内容によってお店を選ぶ人も多いことが分かりました。
よって、クーポン券の内容が重要となってきます。


続いて電子クーポンについてですが、電子クーポンを利用したことがある人とない人は半々でした。
性別年齢別に見ると男性の方が利用している率が高く男性では40~49歳、女性では20~29歳の方の使用率が高かったです。
携帯電話のクーポンのような趣味娯楽的なものは20代くらいの方が頻繁に使用しているイメージがあったので、
40~49歳の人の使用率が高いという結果には意外でした。


電子クーポンと紙のクーポン券では、まだまだ紙のクーポン券の方が好まれているようです。

しかし、今まで電子クーポンを利用したことのある人だけでなく利用したことのない人も、
「電子クーポンを利用してみたい」という前向きな意見が多くありました。
電子クーポンの不都合なところを見直すだけで今後利用者が増えるのではないでしょうか。

クーポンは販促のひとつ、上手に展開することでより一層集客が狙えそうです。



2008/11/11 作成

システム開発・アウトソーシングの高崎共同計算センター